白猫アレン

【みんなネコです。最初から裸なんです。】

「師匠ー、師匠、どこですかー?」
うっかり、はぐれてしまった師匠の姿を探して僕は森を彷徨っていた。

「うう、すぐどっかに消えてしまうんだから……」
師匠のことだから、今頃は美人なネコさんとともに、どこかへしけ込んでいるのかもしれない。

「はぁぁぁ〜、お腹空いた……」
僕一人じゃ、上手に餌を捕ることもできないのに早く師匠を見つけないと、このままじゃ飢え死にしてしまいそうだ。

ガサガサっ。

「!!」

突然、茂みをかき分ける音と共に、黒い影が立ちはだかる。
逃げなきゃと思うのに、僕の体ときたら、びくりと体を縮こまらせて動いてくれない。
天敵である犬なら絶体絶命のピンチだ。

「あれ〜、子ネコじゃん。どこから来たさ〜」
「ふん、チビネコか」

現れたのは、成人した体の大きい若いネコが2匹……。
赤茶いふわふわの毛と、濡れたような黒い毛。
野良猫だろうか。対照的な二匹だった……。

「師匠とはぐれてしまって……。
赤毛のネコなんですけど、見掛けませんでしたか?」
「いや、俺ら以外に、誰もいなかったけど。
……一緒に探してやろうか?」
「勝手にひきうけんじゃねー。面倒くせぇ」

仲が良いのか悪いのか、二匹の意見は噛み合わない。

「あ、いいですっ!
時間が経ったら、勝手に戻ってきますから、気にしないでください」
「ふぅん、そうか……。
ま、探すってのは口実で、可愛い白ネコちゃんと仲良くしたいってのが魂胆だけどね」

「かっ、可愛いって!!
白ネコちゃんじゃなくて、アレンです!」

オスネコ同士で可愛いだなんて、子供だとからかわれているみたいでムッと頬を膨らませる。

「俺は、ラビって呼ばれてるさー。
んで、こいつはユウ」
「ファーストネームで呼ぶな!」
「いいじゃん、神田よりユウの方が呼びやすいさー」

ぎゅううう〜〜〜〜〜っ。

神田とラビが、また喧嘩を始めるのを制止するように、お腹の音が響き渡った。

「アレン、腹が減っているさー」
「え、ええ。師匠と別れてから、何も食べていないから……」
育ち盛りの僕の体は正直で、気づかれたのをこれ幸いと騒ぎ出す。

「俺、ミルク持っているから、アレン飲むんさ」
「ミルク……。
いいんですか?僕が飲んでも」
甘いミルクの味を思い出して、喉がぐるぐると鳴った。

「遠慮するなって」
「え……、ええ〜〜?
ラビは僕の頬を両手で挟むと、下腹部に導く。

「ほら、遠慮無く、ぐぐっと」
「ぐ……ぐぐっと……と言われても、ここからミルクが出るとは思えないんですけど……」

どう見てもオスにしか見えないラビの、目の前に隆々とそそり立っているものから
甘いミルクが出てくるとは思えず……

「えー、アレンは知らないのか?
オスだってここ刺激されると、ミルクが出るんだぜ」
「……そうなんですか?」

半信半疑で、それをじいっと見つめた。
そう言われて見れば、似ているような……いや、全然似ていないけど。
でも、厚意を無にするのも悪いし……

「じゃ、お言葉に甘えて……」
おずおずと突き出した舌先で、ちょんと触る。

「そんなんじゃ、ミルクは出ないさ。
もっと口いっぱい頬張ってくれなきゃ!」

ラビが、掴んだ僕の頭をぐいと引き寄せる。
油断して大きく開いた口腔に、ずるりと喉奥まで押し入ってきた。

「んっ、んんーーっ!!!」
口の中いっぱいに咥え込まされたラビのそれで、呼吸が阻まれてくぐもった悲鳴を上げる。

「あ、ゴメン。
ちょっと苦しかったさ」
押さえ込んでいた手を弛める。

「げほっ……ケホ、ケホっ……!ラビ、……っ、ひどいですっ!!
僕、もう、ミルクなんていりませんっ!!」
急に入ってきた空気にむせて、涙目になりながら、ラビに抗議した。

「いまさら、いらないなんて言われてもね……。
困るんさー」
さっきよりも大きくなったような気がするラビの部分から、透明のしずくがにじみ出している。
「ちゃんと責任とってくれないとな。
それとも……アレンのミルクを飲ませてくれるさー?」
「えっ、あ……それは……」

陽気に見えたラビが急にコワイ存在に思えてくる。
もしかして、僕はだまされたんだろうか……。

「ほら、口開けて。
ゆっくり飲み込めば、苦しくないって」
怯えて固まってしまった僕を慰めるように、指先でつつっと口唇をなぞった。
それに誘われるように、唇を開く。

ぴちゃ……

今度は無理やり押し込まれないように、そっと口腔に含む。
熱く脈打っているラビのモノに、舌を這わせた。

「お……アレン、上手いさ。
そう、そんな感じでもっと舌使って……」
ラビの声が少し上擦っている。
銜えた先端の部分から、甘いミルクでなく苦い液体がにじみ出てきた。

「ざりざりの舌が気持ちイイさー」
苦い液体は美味しくないけど、ラビが気持ち良さそうな声を上げるのは嬉しいような気がする。

「お前ら、まだ続けるつもりか」
興味ない様子で、僕たちと少し離れたところで爪を研いでいた神田が、のっそりと近づいてきた。

「今からが良いところさ。
なに?ユウもアレンにミルク上げたくなったのか〜?」
ラビがきししと笑った。

「うるせー、おめえばかりイイ目あって何で俺が待ちくたびれなきゃなんねぇ。
こっちは俺が貰うからな」

「ひゃっ!……な、なに?」
神田はぺたんとお尻を付いていた僕の腰を持ち上げて四つんばいにさせる。

「仕方ねぇな。下のお初はユウに譲るさ〜。
あんま泣かせるんじゃねよ」
不安な目で見上げる僕ぬ、ラビはよしよしと頭をなでる。

「大丈夫、大丈夫」
「……諸悪の根源の癖に」
神田がぼそっと呟いた。

「もっと尻を上げろ」
「イッ……いたぁ……」

唐突にしっぽの下……の後孔に引き攣るような痛みを感じる。
驚いて振り向くと、神田の指が無理やりねじ込まれている。

「やぁ……やめてくださいっ!!」
痛みから逃れようと暴れると、ラビが掴んで離さない。

「大丈夫だって。
ユウ、前も弄ってやるさ」
「チッ、俺に指図するんじゃねぇよ」

神田は頭をかがめると、足の間のモノを咥え込んだ。
「ひゃぅっ!!」
痛いくらいの快感の波が、そこからわき上がって、切れ切れの声が漏れる。
咥えられたそこから、神田の唾液に混じって、透明の粘着質な汁が溢れて、どんどん後ろに塗り込められた。

「……んっ!あっ……ぁ、かん……だぁ、……やっ」
「気持ちよさそうさ。
アレン、俺のこと忘れてない?」

快感に耐えるだけで精一杯の、僕のアゴを上向きに捉えると、まだ途中で股間で反り返っているラビのペニスを口に咥えさせる。
「ん……んぅ」
「噛んじゃだめさ。ユウがしてみてるみたいに、優しく吸うんさ」

口を開くことで身体の強張りが解ける。
奥深くまでほぐした神田が、ずるりと指を抜いた。
「もうイイだろ。挿れるぜ」
「OK。ゆっくり、な」

何が起こっているのか……、考える時間もなくお尻に熱いモノが触れたと思ったら、そのまま神田の濡らした滑りを借りて、内まで押し込まれていく。
「ひっ、ふぁ……ふぁぁ!!」

大きく開いた口腔に、ラビが喉奥を突きそうな勢いで、ぐいと腰を進めた。
悲鳴はくぐもった吐息にしかならない。
「きっ……つぅ。
もっと力を抜けよ。奥までつっこめねぇだろ」

理不尽なことを要求される。
痛みと衝撃にすっかり萎えてしまった、股間のモノを神田が弄った。

「んっ、んっ、……ふぅ」
その僅かばかりの快感にすがって、神田の手の動きに集中する。
「はっ、とんだ淫乱ネコだな。
ちょっと前、弄ってやっただけで、俺のモノに吸い付いてくるぜ」
(それは、神田がっ……)
「アレン、気持ちいい?
俺のも気持ち良くして欲しいさ」

ラビは、僕の頭を掴むと、激しく揺すり始めた。
「ふぁっ……んっ!!……っんっ!!」

後ろでは神田が、勢いよく抜き挿し始める。
上下に振られて、何も考えることができず、モノのように揺さぶられるがままだ。

「アレ……ンッ、ミルクたくさん、出そう……さ」
「俺も……保ちそうにないな。……ありがたく受け取りな」

「んんっ……ふぁあ……っ!!」

二人のモノが大きく震えると、上と下と同時に熱い飛沫が放たれる。
白濁を含みきれなくて、口唇の端や、狭い後孔を逆流し地面に染み込んでいく。

「ああ……ぁ……ん……」
茫然自失の僕に、神田とラビ……二人のネコはにやりと微笑む。

「お腹いっぱいになったさ?アレン」
「また、いつでも飲ませてやるぜ。
……お前の好きなミルクをな」

絵・文/チハル

その後、見付かった師匠にがっつり二人はお仕置きされるがいいよ。
Dグレゲーではシナリオを一切イクエにお任せしていたので、口調が似なくて絶不調でした(;^_^Å


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