「味わってみるかい?その君の小さな口で。
私のこの『グラハムスペシャル』を!」
「やっ!……ぅっ……くぅ…っふぅ……」
刹那の唇に突き付けられたグラハムの男根を、無理矢理喉の奥まで銜えさせられる。

「ふぅ……くぅんっ……んんっ…!」
何度も込み上げる吐き気を必死に堪えながら、懸命に耐える刹那に、
容赦なくグラハムはその後頭部を押さえつけた。

「くぅっ……ん、んっ……ふぅ……」
「泣いてるね……。
そんなに美味しいかい?私の『グラハムスペシャル』は」

口いっぱいに頬張ったグラハムスペシャルに、苦しさに涙目になっている刹那の髪を、
グラハムはあやすように撫でる。
その手の優しささえ、今の刹那には恐怖でしかない。

(この男、なにを考えている……)
行為中は、いたってご機嫌なグラハムのことを、刹那はいまだに掴めずにいた。
機嫌が悪い時には、刹那を決まって服従させるように抱く。
だが、行為が終われば、まるで恋人のように刹那を優しく甘やかすのだ。

「考え事か?
まだまだ、余裕があるみたいだな……少年」
「……ん、んぅくぅ……はぁっ!」
自分の良い角度に動かし、容赦なく腰を振るグラハムに、
刹那は飲み込めきれなかった涎を犬のように垂らした。


「ふぅ……くぅっ……んん、んっ!」
「……ふぅ、出すぞ。ちゃんと受け止めたまえ」
「……ふぁっ!!」
一瞬膨張したかと思うと、口腔にグラハムの放った精液が勢いよく叩き付けられる。
「ケホッ、ケホッ、ケホッ……ふぅぁ」
気管に入ってしまった刹那は、涙目になりながら噎せる。
受け止めきれなかったグラハムの精液が、口元や頬を白く汚した。

「受け止めろと言っておいたのに、吐き出すなんて酷いな」
「ケホッ……はぁ、そんなこと言っても……。飲めない……」
怒らせてしまったのかと、刹那は上目遣いにグラハムの表情を窺った。
だが、どうやらそうではないようだ。

「まぁいい……。その内、慣れるさ。
それまで、何度でも特訓をしよう。好きだろ……君なら」
こんなに乱暴に扱われて、『はい』と答える奴がどこにいるのだろうか?
出来れば、男のモノなんて、しゃぶりたくもないのに……。
だが、じっと答えを待つ目の前の男に、刹那は拒否権を持たない。
首を縦にコクリと振っていた。 

Fin
文.イクエ


0.戻る